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水野南北についての雑談

「いやぁ、ケンちゃんのオデコはいいオデコだなぁ」
いつものカフェに入るなり先輩が何やら手に持っている本と俺の顔を行ったり来たりしながら言ったんだ。


水野南北っていう日本で有名な人相学の権威の書いた本らしい。
今日はオデコの勉強をしていたみたいだ。


「オデコが狭い人はね年上の人とぶつかっちゃう人なんだよ」
「何それ、デコッパチは逆に先輩たちに可愛がられるってコトなの?」
「おおぉ!そうなんだよ。オデコの形は大事なんだよ」


「先輩、そんなの嘘だよ~だってさ、ソフトバンクの偉い人みたいに髪の毛が後退していく人がいるじゃん」
オデコの形で人生が変わったら世話ねーだろ。


「いやでも、水野南北はそう言ってるんだよ。ハゲていくのは書いてないけど、でもハゲる頃にはいろいろ悟ってる頃だから目上もそんなに居ないかも知れないね」(笑)
俺はオデコの狭い知人がいないか想い出していた。

あぁああ居た!!高校時代のクラスメイトで面白いやつだったけど先生に喰ってかかって行って大目玉喰らってたなぁ。
でもそもそも、ハゲは遺伝だろ?しかもどこから薄くなるかも遺伝。

生際が後退していくのか、頭頂部から誰もいなくなるのか、頭頂部だけ残るという人は珍しいよね。
でも先輩が言うのはオデコかぁ。頭頂部がハゲてもオデコにはならないか。
「でも注意事項として、オデコが単に広いだけじゃダメなんだって。オデコが綺麗な人に限るらしいよ」
確かにデコが綺麗だと顔が明るくて印象がいいよね。


印象がいいから可愛がられるの?それともデコが広いから可愛がられるの?おでこエネルギーみたいなのがあるの?
色々考えちゃったけど、統計学なんだよね。


統計学と言えば医学も統計学だよね。そして占いもそうだっていうよね。
うーーーむ 謎だ。


オデコにニキビとか肌荒れがあるとこの限りではないというのも謎だ。
「先輩、、オデコのニキビはチョコレートとかさ胃腸障害とかで起こるっていうよね。じゃぁさ、じゃぁさ、人相には食い物とかも含まれるわけ?」
「そうだよ勿論。水野南北さんも鳥の餌食ってたら死相が消えたんだからさ」
「あぁそうだったね確かに」
水野南北は、とあるお坊さんに死相があると言われて助かる為に何をしたらいいですか?と聴いたら食べ物を鳥の餌にしろって言われて半年たったら死相が消えたんだったよね。


食い物が大事なのは水野南北さんも体験済みだったんだな。
粗食がいいようだ。

 

 

小説 神坂次郎に水野南北の人相について書かれている場面があります

下記は引用文です。 ◎ 面白いのは、こんなに素晴らしい人相術の達人でいながら、結婚した奥さんは、みんないろいろと問題があり、何回も離婚を繰り返しました。自分の好きな人のことになると、冷静に見られなくなってしまったのでしょう。と言う話は面白いですね!

師匠の水野南北の人相について、弟子がぶしつけに聞くところがあります。
内容は以下の通りです。『だまってすわれば』小説 神坂次郎より

 南北自体は貧しく生まれ、実に貧相、下相であって

「先生の身体は中背にして一見卑俗、奴僕のごとし、面(おもて)せせこましく、耳小さく、目つき鋭くしてくぼみ、印堂(眉と眉の間)せまく、面皰(めんぽう ニキビ)は常に黒し、眉は小さく、家続(目と眉の間)狭く、鼻低うして顴骨(かんこつ)高し。歯短くして、少なし。足は小にして裏をくりぬき足るがごとしして、甲高し。手裕なりといえども左君子の官(左腕)に刀傷あり。以上どれを取り上げても、先生としてふさわしき相なし。いずれのところに先生の相ありや」

 水野南北が答えるには、「ワイは貧家に生まれ、そののちさらに貧しくなり、善人と交わらず、善事をしらずそだったゆえわが相いたって下相。しかし相をみようみようとする心でみると誠の相をみることができない」

「己身の相は一心の相にしかず」と外貌の姿より心中の相(姿)を重んじた。これを無相の相を観るといい、相法の極意とする

 ◎ 面白いのは、こんなに素晴らしい人相術の達人でいながら、結婚した奥さんは、みんないろいろと問題があり、何回も離婚を繰り返しました。自分の好きな人のことになると、冷静に見られなくなってしまったのでしょう。 

 引用http://koiti-ninngen.cocolog-nifty.com/koitiblog/2011/11/2011-a382.html